デスクワークは、業務にかかせないものですね。
しかし、長時間パソコンに向かう現代人の生活は猫背や前かがみの姿勢になりがちです。
そのような姿勢が続くと、
腰痛に悩まされるようになります。
そこで今回は、デスクワーク中の
腰痛の原因や改善対策のポイントを解説していきたいと思います。
仕事に支障が出る前に、対策を立てていきましょう。
▼デスクワークで
腰痛になる原因
■長時間同じ姿勢
腰痛が引き起こされる原因の一つは、長時間同じ姿勢でいることです。
筋肉とは、同じ姿勢を取り続ける方が疲労を蓄積しやすい傾向にあります。
特にデスクワークというのは、腰回りを動かす機会が少ないため疲労が集中してしまいがちです。
また、疲労が蓄積すると筋肉が固まってしまい血行が悪くなるのも問題です。
立ち上がる瞬間、急激に筋肉が引き伸ばされてしまうため強い痛みが生じやすくなるのです。
■腰に負担がかかる座り方
腰は上半身と下半身を接合する重要な部位です。
デスクワーク中は、上半身や頭を支えて常にバランスを取っている状態です。
つまり、姿勢が崩れた座り方はそれだけ腰回りの筋肉に負担をかけてしまうということです。
腰には大きな神経が通っているため、姿勢の悪さで過剰な負荷がかかると痛みを引き起こしやすくなってしまいます。
腰痛が気になっている方は、以下のような姿勢をしていないかチェックしてみて下さい。
・猫背や前かがみ
・腕を組む
・机やパソコンの場面に対して斜めに座っている
・座り方がどちらかに偏っている
・机に肘や頬杖をついている
▼デスクワークの
腰痛改善対策
今日からでも始められる、デスクワークの
腰痛対策をご紹介します。
■腰への負担が少ない座り方を意識する
デスクワーク中には、骨盤を立てて背筋を伸ばした座り方を意識しましょう。
ポイントは椅子に深く座り、背もたれと背中の隙間を無くすことです。
テーブルに置く肘の角度を90度に保つようにすると、背筋が自然と伸びます。
膝の角度も90度を意識すると、下半身が安定して姿勢を維持しやすくなるでしょう。
■作業環境を整える
まずはデスク周りの環境を見直してみましょう。
椅子の高さは、両足の裏がべったりと床につく高さがベストです。
机に向かった時に、モニターと目の高さが同じになるように机の高さも調整しましょう。
■ストレッチをする
オフィスでのストレッチも、
腰痛対策に効果的です。
以下のような周りの目を気にせず、取り組めるストレッチがおすすめです。
【太ももの周りを伸ばす】
スクワットをする要領で、椅子から5秒かけてゆっくり立ち上がり、5秒かけてゆっくり座りましょう。
この動きが、筋肉の引き延ばしに効果的です。
【ドローインする】
お腹に意識を集中させ、お腹をへこませながら15秒以上かけて息を吐き切ります。
次に、お腹が膨れるまでゆっくりと息を吸って下さい。
腹横筋を刺激して体感を鍛えることで、腰回りを強化することにつながります。
【骨盤を動かす】
両手を腰に当て、息を吐きながらおへそを見るように背中を丸めます。
次に、ゆっくりと顔を上げていき胸を張って背筋を伸ばします。
5~10回程度行うと効果的でしょう。
■グッズを活用する
チェアクッションを取り入れるなど、グッズを活用するのもおすすめです。
上半身を支えやすくなり、腰への負担軽減につながります。
▼まとめ
デスクワークは座っているだけだから楽だと思われがちですが、実は腰に負担がかかるハードなお仕事です。
ひどい
腰痛を抱えてしまう前に、対策やストレッチを取りつつ未然に防いでいくことをおすすめします。
「あわじ鍼処-miki-幹」は、
腰痛・
肩こり・
眼精疲労など慢性的な不調はもちろん、ぎっくり腰やケガなど緊急性の高い不調にも対応しております。
身体の痛み・不調のお悩みは、ぜひご相談下さい。