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妊娠中の鍼灸について

query_builder 2022/11/05
コラム
47
鍼灸とは体全体にあるツボと呼ばれる個所を、鍼やもぐさで刺激する東洋医学の施術の一つです。
気の流れを整え、人間が本来持っている力を引き出します。
鍼灸は妊娠中の冷え対策やつわりの軽減などに効果があり、安全で信頼性の高い施術とされています。
そこで今回は、妊娠中の鍼灸効果や安産灸についてまとめてみました。

▼妊婦の鍼灸の効果
鍼灸は、妊婦さんの体に起こる腰痛肩こり・むくみ・こむら返り・冷え・つわりといった様々なトラブルの解消に効果があります。
また副交感神経の機能を高めるので、ストレスを軽減し精神的にも肉体的にもリラックスできるようになります。
以下のようなお悩みがある場合は、鍼灸の施術を検討してみてはいかがでしょうか。

■つわり
妊娠初期の妊婦さんの悩みは、つわりです。
吐き気・嘔吐・便秘・下痢など、症状は様々です。
つわりには「内関」というツボが効くとされており、実際に症状が軽くなったという声もたくさんあります。

逆子
東洋医学では、下半身の冷えや過労によって母体のバランスが崩れてしまうことが逆子の原因と考えられています。
古くから逆子の施術法として、鍼灸は用いられてきました。
「至陰」と呼ばれるツボに温灸療法を施すことで、胎児が自分で回転する環境が作られるといわれています。

■安産
お産は、できるだけ安産で終えたいものですよね。
冷え性の方は、産道が固くなりがちで出産に時間がかかるといわれることもあります。
鍼灸によって冷えを施術することで、安産を目指すという効果もあります。

▼安産灸
安産を目指すお灸施術で、くるぶしの近くにある「三陰交」というツボを刺激します。
それにより期待できる効果は、以下のようなものです。
・冷えを改善し、体調を整える
・足のむくみを解消
・陣痛を軽くする
・スムーズに出産できる
・母乳の出が良くなる
・赤ちゃんの消化器系が強くなる

▼鍼灸に通える時期
母子ともに健康な状態であれば、基本的には妊娠初期から施術を受けることができます。
いつまで通えるかという決まりはなく、出産直前まで通ったという妊婦さんもいらっしゃいます。
ただし、体調に不安のある妊婦さんは、産婦人科の許可を受けたうえで施術を開始しましょう。

▼まとめ
鍼灸施術は、妊娠中でも安全で信頼性の高い施術の一つです。
体のトラブルを和らげるだけではなく、体質改善にも効果があります。
鍼灸を上手に取り入れながら、心身ともにリラックスしたマタニティライフを過ごしましょう。

「あわじ鍼処-miki-幹」は、お客様の身体の状態やご要望を把握したうえでオーダーメイドの組み合わせにて施術を行っております。
逆子も鍼灸施術で対応しておりますので、ぜひお問い合わせ下さい。

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