「鍼の施術を受けた後、なんか眠い…」そういった経験ありませんか?
「鍼を刺してるから、なんかの副作用?」そう心配してしまう方もいるかもしれません。
そういった方のために、今回は鍼灸後に眠くなる理由についてご紹介したいと思います。
▼鍼灸後に眠くなるのはなぜ?
実は、鍼灸後に眠くなってしまうのは、身体が回復に向かっている前兆なのです。
施術をしたことで、リンパや血のめぐりが一気によくなることで身体の変化についていけずに現れる症状です。
こういった反応のことを「好転反応」「瞑眩」と言います。
■眠くなった時の対処法
鍼灸によって眠くなってしまった時の対処法は以下の通りです。
・無理せず寝る
施術中、眠くなってしまったときは、無理せず眠るようにしましょう。
眠ると体と
自律神経がリラックスしますので、施術の効果も感じやすくなります。
・ホットドリンクを飲む
施術後はホットドリンクを飲みましょう。
身体の緊張が緩むことで、血液が巡回し老廃物も排出しやすくなります。
・施術後は安静にする
施術後当日は激しい運動やアルコールの飲みすぎは控え、安静に過ごしましょう。
自宅で眠気が出た場合は、無理せず眠るようにしてください。
・施術後は時間をあけてから入浴する
施術後は、血液の巡回が良くなりのぼせやすくなってしまいますので、2~3時間あけてから入浴しましょう。
長風呂は避け、サッと浸かる程度にしておきましょう。
■眠くなる以外の症状は?
鍼は眠くなる以外にも、めまいやふらつき・かゆみ・吐き気・内出血などの症状があります。
もしその症状が2~3日以上続くようなら、医療機関で受診するようにしましょう。
今回は鍼灸後に眠くなる理由についてご紹介しました。
鍼灸後眠くなってしまった場合は、無理せず身体を休ませましょう。