「神経痛」という言葉を耳にしたことはありますか?
神経痛とは、病名ではなく症状を表すもので、大きく2つ種類があります。
今回は、代表的な神経痛を詳しく説明していきますね。
▼神経痛
神経痛は、末梢神経の感覚神経が刺激を受けて末梢神経の通り道に沿って生じる痛みの事です。
神経痛には、大きく分けて2種類あります。
■症候性神経痛
外傷や圧迫など、原因が明らかな神経痛の事を「症候性神経痛」と言います。
全身に痛みの症状は現れますが、手足や指・関節に現れやすいです。
痛みの症状としては、針で刺されたような強い痛みを伴う場合がほとんどです。
症候性神経痛には、代表的な神経痛があります。
【肋間神経痛】
肋間神経痛は、背中から胸にかけて左右どちらかに症状が出ます。
突然強い痛みが走り、大きな声を出したりした時に痛みが強くなる特徴があります。
主に、椎間板ヘルニアや骨折が原因と言われています
【坐骨神経痛】
坐骨神経痛は、腰から太もも・ふくらはぎにかけて左右どちらかに症状が出ます。
体を動かした時に、痺れるような痛みや電気が走ったような激痛が出る症状です。
主に、腰椎椎間板ヘルニアが原因と言われています。
【三叉神経痛】
三叉神経痛は、目や額などの顔面の左右どちらかに症状が出ます。
チクチクと刺されるような痛みが出る症状です。
血管が神経に当たって刺激や圧迫を受けることが原因で、痛みが起こると言われています。
症候性神経痛の代表的な神経痛は上述した3つですが、これに加えて帯状疱疹後神経痛と言った神経痛もあります。
帯状疱疹後神経痛とは、帯状疱疹が治癒した後も症状が長引いたり痛みが続く事です。
1ヶ月以上痛みが続くようであれば、病院を受診すると良いでしょう。
■特発性神経痛
原因が不明で、痛みが発症する神経痛の事を「特発性神経痛」と言います。
痛みの原因が不明なため、病気の発見が難しい神経痛です。
▼まとめ
神経痛には、原因がはっきりとしている症候性神経痛と原因不明な特発性神経痛があります。
また症候性神経痛には、代表的な神経痛がありそれぞれに症状が出る部位や痛みに特徴があります。
当店では、
肩こり・
腰痛などといった慢性的な不調なども回復できるよう施術しております。
体の痛みや不調でのお悩みがある方は、ご相談下さいませ。